イントロダクション
wolfSSL JNI/JSSE は、Java Secure Socket Extension のプロバイダー実装です。 また、ネイティブの wolfSSL SSL/TLS ライブラリの薄い JNI ラッパーも含んでいます。
Java Secure Socket Extension ( JSSE ) フレームワークは、セキュリティプロバイダのインストールをサポートしています。 セキュリティプロバイダーは、SSL/TLS など、Java JSSE セキュリティ API で使用される機能のサブセットを実装できます。
このドキュメントでは、wolfSSL の JSSE プロバイダーの実装 "wolfJSSE" について説明しています。 wolfJSSE は、ネイティブの wolfSSL SSL/TLS ライブラリをラップします。 このインターフェースにより、Java アプリケーションは TLS 1.3までの現在の SSL/TLS 標準、FIPS 140-2 および 140-3 サポート、パフォーマンスの最適化、ハードウェア暗号化のサポート、商用サポート等々のwolfSSL を使用して得られるすべての利点を享受できます。
wolfJSSE は、"wolfssljni"パッケージの一部として配布されます。 このパッケージには、wolfSSL 用の薄い JNI ラッパーと wolfJSSE プロバイダーの両方が含まれています。