ライブラリ設計
wolfSSHライブラリはアプリケーションに直接含まれることを意図して設計されていま す。 開発を行う上で念頭に置いている主な使用例は、組み込みデバイスのシリアルまたはtelnetベースのメニューを置き換えることです。 このライブラリーは、入出力コールバックを使 用しネットワーキング層の違いに依存しないようになっていますが、デフォルトで* NIX およびWindowsネットワーキング用のコールバックを例として提供しています。 時計機能は プラットフォームによって異なるので、アプリケーションによって提供される前提の設計となっています。ライブラリー側ではタイムアウト時にアクションを実行するための機能が提供され ます。
ディレクトリ構成
wolfSSHライブラリのヘッダーファイルはwolfssh ディレクトリにあります。ソースファイルでインクルードが必要となるファイルは唯一 wolfssh/ssh.h です。
#include <wolfssh/ssh.h>
wolfSFTPライブラリヘッダファイルもwolfsshディレクトリに含まれています。このヘ ッダファイルをインクルードするには:
#include <wolfssh/wolfsftp.h>
すべてのメインソースファイルは、ルートディレクトリにある src ディレクトリにありま す。